初めて代替肉を食べました
近年、各食品メーカーが発売したり外食で提起するところがでてきたり食べれる機会が増えた代替肉。
今回は外食ではなく、加工品のハンバーグとナゲットを食べました。
代替肉と思ってたべているせいか、肉と同等という感じはしませんでしたがこれからも食べようと思います。
理由の1つは動物保護の観点です。
今すぐ肉を完全に食べないというのは厳しいですが、いずれ肉を食べないようにしようと思っています。そのステップとして代替肉はとてもありがたい。
WAP(世界動物保護協会)が2020年に発表した動物保護指数(API)によると日本は畜産動物の保護において最低評価のGランク、中国やロシアと同じレベルです。総合評価もEランクという燦々たる有り様です。このような現状なのでなおさら、代替肉がもっと進化してくれたらと願っています。
もう1つは代替肉を語るときによく言われている環境の観点です。
人間由来で排出される温室効果ガスのうち肉食によるものが15%を占めるため、動物性食品を減らすことで温室効果ガスの排出を抑えることができます。また家畜を育てるには穀物などを大量に与えますがその穀物を育てるのに大量の水資源が使われています。アメリカなどでは地下水が枯渇しているところもあるようですから、あらゆる面で環境に配慮した食べ物と言えます。代替肉で使うことの多い大豆も穀物ですが、肉を育てるのに使われている大量の穀物と代替肉を作るために使われる穀物の量を比較すればどちらが環境的かは明らかでしょう。
世界のミレニアル世代・Z世代といった若い世代は環境問題や動物保護への意識が高い、言い換えれば環境や動物に「優しい」。
この「優しい」は世界をより良い方向へむかうよう導いてくれそうです。ファクトフルネスで読んだ通り、ニュースでは暗いことばかりですが事実に目を向けると世界は良くなっていっています。