日本にオールインした投資の備忘録

後で振り返るための記録、2023.9から日本株にオールイン。動物愛護、反財務省・反緊縮財政・反移民も語ります。

JTの処分を検討

最近株価が上昇しています。
そのなかで唯一の含み損がJT


一昨年はじめてJTを購入したときは、たしか2800円台だったと思います。
現在の株価は2120円ほどで、一番下落したときは1800円をきることもありました。
買い増しや損出しすることによって現在の取得単価は2163円、それを1500株保有しています。


JTの2015年から2019年までの推移をみてみると


売上高は2兆2500億→2兆1400億→2兆1400億→2兆2160億→2兆1750億
営業利益は5650億→5930億→5610億→5650億→5020億
配当支払い総額は1875億→2290億→2430億→2600億→2710億


で、決算で上方修正されたとはいえ今年度は売上高2兆700億・営業利益4640億となっています。
増配はないため今年度の配当支払い総額が2019年と変わらないとすると5年で配当の支払いは900億増えていて、その原資の営業利益は1000億減ってます。


配当性向も90%弱となっていて、余力がなくなっています。
その証拠に今回の決算説明資料では「配当を維持する」や金額表示はありませんでした。
いよいよ減配が近いのかなと感じます。
JTホルダーの目的は配当以外にないと思うので減配すれば株価が急落するでしょう。
基本的には、下落局面で株を購入しているので一時的な含み損は気にしませんがJTのような長期下落トレンドのなか株価急落はいただけません。
目的は投資して資産を増やすことですのでいくら配当が多かろうと、資産の目減りになることは避けなくてはなりません。



以上は芳しくない点をあげましたが、全てを処分する気はありません。
5000億近い利益を安定的に稼げる企業はなかなかありませんし、現在の配当利回りは7.25%で仮に2015年の配当額に減配されたとしても5.5%ほどなので高水準です。株価下落で利回りは結果変わらない可能性はありますが、、


また、個人的には子会社の鳥居製薬のアトピー治療薬コレクチムに期待しています。
売上は好調のようで鳥居製薬は決算で上方修正しました。
JTの医療事業は売上全体の4%弱で営業利益の3%ほどとまだまだ頼りないのですが国内たばこ事業は年々縮小、海外たばこは為替により成長分を相殺されているため第3の柱に成長して欲しいところ。



これらを勘案すると半減の700株か800株くらいにするのがいいのではないか、そして売却分を他の株購入の費用にしようと計画中です。