日本にオールインした投資の備忘録

後で振り返るための記録、2023.9から日本株にオールイン。動物愛護、反財務省・反緊縮財政・反移民も語ります。

手段を目的化してはいけない

よく聞くこの言葉ですが、最近身に沁みています。


株式投資をしているのは「長期的にみて資産を増やすこと」でインデックス投資や配当再投資はそのための手段です。


目線は長期なので短期的に資産が目減りすることは仕方ないですし、コロナショックのようなほぼすべての株が売られる暴落局面や個別の株が一時的に人気の落ちたときに買うのは大切なことだと思います。



ただ、徐々に業績が下がっていて今後も縮小していくと思われる業種であれば今後も株価は一時的に上昇することはあっても上昇トレンドになることは厳しい。
それが今のJTかなと思います。高配当ではありますがここ数年の年初の株価と年末の株価を比較すると配当分をはるかに超える下落をしています。


2017年 年始3920円 年末3631円 下落幅289円  配当140円
2018年 年始3645円 年末2616円 下落幅1029円   配当150円
2019年 年始2587円 年末2432円 下落幅155円  配当154円


2020年 年始2416円 今日まで2154円 下落幅262円 配当154円


昨年今年くらいは配当利回りがあり得ないレベルになっているので下落幅が縮小しています。ただもし減配ということになれば今の株価からさらに下がるでしょう。


現在1500株→1300株と減らして最終的に700株まで減らそうかと思っていましたが、500株以下にしようと思います。



こう思った理由は2つあって、1つは配当がありがたみが減ってきたこと。当初はJTしか保有していなく半年に一度1つの銘柄から配当をもらうサイクルだったので配当が待ち遠しかったのですが現在は複数の銘柄を所有しているためありがたみが減りました、と言っても企業の果実である利益が分配されるのがありがたくないわけがありません。あくまで頻度が増えて相対的にありがたみが減ったということです。
ありがたみが減れば、資産を増やすことが本来の目標であるというごくごく当たり前なことを意識するようになりました。
もう1つは、コロナのおかげでJT以外の銘柄も購入できる株価まで下がっていて戻りきっていないことです。JTを保有するよりその他に振り向けたほうが長期的に資産が増えるのではないか。


株式投資は長期的に続けていくその手段はインデックスと配当再投資、ここの幹の部分は変わりません。枝の部分は自分の成長と市場の環境によって変えていきます。
この判断が正しいのかそれとも間違っているのか、それは数年たたないとわかりません。