時に手数料をケチってはいけない
国内株式の手数料は、一日の約定金額100万円まで無料は当たり前の時代です。
投信だって、ノーロード・信託財産留保額なし・信託報酬0.1%ほどが当たり前の時代です。
手数料はリターンを毀損しますし、無料で使える範囲が広がれば広がるほどなるべく抑えようという気持ちになってきます。
普段はそれでいいと思いますが、機動的に行動したいときは手数料をケチらないほうが利益を得られるとLTSから学びました。
当時は楽天証券を使っており、国内株式現物の手数料コースは2つあり1回の約定ごとに手数料のかかる超割コースと1日の約定金額合計で手数料が決まるいちにち定額コースというもの。
いちにち定額コースは、約定金額100万円まで無料ですがそれ以上の取引となってくると超割コースより手数料がかなり割高になります。
LTS決算発表延期前の手数料コースは、いちにち定額コースを選択しており、LTSの平均取得価額は3,573円。
8/4の取引時間中に、LTSの決算発表延期のIRが出て当日は株価への影響は少なかったのですが、手数料をかけず200株3,900円で売却します。
手数料コース変更は15時半までにしておかないと翌日から適用にならないのですが、8/4に変更できませんでしたので8/5もいちにち定額コースのまま。
なので8/5以降は①8/5に手数料12,100円をかけて全売却する②8/6に超割コースへ変更し、手数料1,013円をかけて全売却する③200株づつ手数料をかけずにゆっくり売却していくの3択でした。
私は①を選択して3,800円で全売却、結果としてこの選択は最良でした。
8/5の終値は3,620円、8/6は3,455円なので平均取得価額から考えると、かなり売却しにくくなっていたでしょう、売却損は極力避けようとしていまいますからね。
②を選択したら、売却益ほぼなし・平均取得価額を下げる・NTTは買えて100株。
③を選択したら、200株ほどしか売却できずほぼ動けなかった。
12,100円払って①を選択したからこそ売却益もそこそこあり、平均取得価額が下がり、NTTは400株も買えました。
損して得取れ。
全てに当てはまらないと思いますが、今後は時に手数料を恐れず動こうと思います。