「バラマキ」「血税」という最悪の緊縮脳ワードと税の役割
衆議院選挙も佳境を迎え、各政党積極財政の政策を打ち出しています。
財務省とその共犯者たちの必死の抵抗が以下
バラマキや血税というのは最悪の緊縮脳ワードで、積極財政に無駄遣いというレッテルを貼り、「私たちが汗水垂らして働いた我々の大切な税金を財源として国家運営に使う」という全く無意味な意識を植え付けます。
税金の役割とは、物価の自動調整機能(法人税、所得税)・所得の再分配(所得税)・望ましくない行動の抑止(たばこ税など)です。税金の役割から考えればいかに消費税が悪性のものかわかります、消費に対する罰ですから。
この税金の役割、もっといえば税と財源の違いがわかっていないからバラマキや血税というワードを使ってしまうのではないかと思います。
そもそも国民から集めた税金を財源として考えること自体が間違っている。
どの国であっても、その国ができ自国建通貨ができた初年度は必ずスペンディングファースト、つまり政府の支出が先にくることになります。前年にありもしなかった自国建通貨の税金なんて集められるわけがないし、財源になるわけもない。もちろん次年度からは集めた税金を財源として使うこと可能です、がその程度のものです。
税金が財源ではないなら、税金なんていらないのではないかという人がいますがこれはモズラーの名刺税の話がわかりやすいのではないでしょうか
モズラーの名刺税とは、子供たちが手伝いをしないことに不満をもっていたモズラーは手伝いをしたら自分の名刺をあげることにしましたが誰も手伝いをしませんでした。「パパの名刺なんて別に欲しくない」というのが理由でした。
そこでモズラーは、月末までに所定枚数の名刺を子供たちがモズラーに納めることを義務付け、それができないようであれば夕食後のテレビを見ることを禁じます。楽しみと取られてはかなわん、と子供たちはパパの名刺を集めるために洗車や芝刈りと手伝いをするようになりました。
モズラーを国、子供を国民、名刺を税金に置き換えるととてもわかりやすく、税金があるからこそ貨幣が循環することや集めた名刺を配るのではなく手伝いに対して先に名刺を配るというスペンディングファーストが理解できます。
デフレである現在、バラマキや血税という緊縮ワードで国土の強靭化・国防・傷んだ経済への給付・最先端技術への投資を抑え込もうとする意味は?
国民が、緊縮万歳とやっていると票がすべての政治家は変わりません。
今こそ国民一人一人が積極財政への転換を